反面教師たち

最近転職したり、はじめましての人に会う機会があって、毎回聞かれて困るのが「趣味」の話。

趣味と言えるほどそれを極めてるのか? とか考えると、なんだか趣味っていうのもおこがましいなって思って、なんだか無趣味になってしまう。

で、とりあえずなにかないかって考えると、とりあえず本が好きってことに落ち着く。でも読書って、趣味がない人が無難だからってチョイスするもの、みたいなイメージであんまり言いたくない。なんて思ってたんだけど、今の会社は多国籍な感じなので、他の人はみんな恥ずかしげもなく趣味とか夢とか言うのを見てると、気にするだけ無駄感がある。そもそも好きを隠す必要ってどこにあるんだ?ってね。

まあ、それでも、趣味は読書ですって言うとバカにしてくるやつもいる。最近、そんなとっても失礼なやつに出会ってしまったので、反面教師にしようと思ってる。

その人は明らかにバカにしてくるわけではないんだけど、言葉の端々にそういうのがにじみ出てた。わたしの被害妄想かもしれないけど、そう思わせるだけの含みはあったのは事実なので、自分はそうならないように気をつけたい。

本当は趣味ってなんだ?難しいなって話しようと思ったけど、このまま反面教師の話を続けようと思う。

まあ、その失礼男の話なんだけど。

「XXX(とあるジャンル)が好きだっていうのに、なんでXXXとXXX(そのジャンルの中で有名な作品らしい)見てないの? ありえない。おかしいでしょ」とか言ってきたので、これも勿論即気をつけようリスト入り。そのジャンルが好きでも、食指動かない作品はもちろんあるし、好きになってから日が浅いとかいろいろあるわけで、ほんとに好きなの?みたいな反応されるのは、正直不愉快。

「XXX嫌い(食べれない)なの?人生の半分損してる」って言葉が嫌いって人がいるけど、まさにそんな感じの否定よな。

人の話に否定から入ってしまいがちなので、本当に気をつけたい。

ちなみにその日に出会った反面教師はもう一人いて、その人は自分の価値観押し付けタイプ。わたしもやってしまう。わかるぞ。気持ちはわかる。

でも、その人の押しつけ価値観は他人の経験話から、XXXすべきだっていってんだけど、自分にはこんなすごい知り合いがいるんだぞっていうかんじなので、ただ、人の褌で相撲を取るかのように、人の経験談使って無意識にこんなすごい知り合いいるんだぞって自慢したいだけなのかも知んない。わかんないけど。

とりあえず他人の経験話を元に、XXXしないともったいない。意味がない。みたいな思考誘導はやめてほしい。

意味や価値は当人が決めればいい話だからな?

そもそも己の身の丈はちゃんと知ってるから、そんなすごいことは求めてないって言うのもある(勝手に自分の限界決めるなっていう話は脇に置いといてほしい)。